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『ビッグ・アップル・トリッパー2-ジャック・オ・ランタンと踊った夜-Vol.4』

10月29日(金)の午後ですv

地下鉄Aラインにのって、セントラル・パークのミッドタウン・ウェスト側入り口に当たるコロンバス・サークルを目指します。
『クロイスターズ美術館』へ向かってるときは人も乗って無くてドキドキだったんですが、帰りは乗ってる人も多く、ルートも解ってるから余裕(単純過ぎ・自爆)
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本当は地下鉄を乗り継いでメトロポリタン美術館へまっすぐ向かうつもりだったのですが、乗り継ぎが面倒くさいのと(爆)、せっかくここまで来てるし、と言うことでセントラルパークを横切って見ることにしました。
外に出たら、良い天気。
金曜日のお昼ですので、セントラルパークに入ってすぐのベンチではテイクアウトのランチを食べているビジネスマンの姿もちらほら。
風は冷たいけど、日差しがあればまだまだ屋外も気持ちいい季節です。
どう歩こうかなぁ、としばらく考えて、そう言えば最近ビートルズのベスト盤がデジタルリマスタリングされて発売されてたなぁ、という事を思い出し、ストロベリーフィールズへ行ってみることにしました。・・・別にビートルズのごっついファンってワケじゃないんですが(爆)

セントラルパーク内の「West Drive 」という車も通れる道路沿いを歩きます。
ランニングしてる人、多いなぁ。
セントラルパークを横切る「65th.st Transverse」という車道を越えた辺りから、なにやら建設中の観覧席が見えてきました。
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はてな?セントラルパークでなんかイベント有るの?
でも道路を挟んだ観覧席って・・・。
近くにいた現場監督っぽいおっさんに「コレ何?」と聞くと「ニューヨークシティマラソンだよ」って。
そう言えばラジオでも言ってたなぁ。日本から参加する人も結構居るらしいって。
どうりであっちこっち走ってる人が多いわけだ。
「走らないの?」って聞かれたので、「無理っ!」って答えときました(笑)
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エイドステーション用の飲料水も運ばれてきてますが、すっごい量です(苦笑)

さて、ストロベリーフィールズですが、この辺りは観光客とお土産やが沢山居るのですぐに解ります。
んがっ!この辺り、銀杏が多いみたいで、つまり、臭いんです(自爆)
さっさと写真だけ撮って撤収しましたが、みんなあのすさまじい異臭の中で、よくしんみり出来るなぁ(苦笑)
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記念撮影する観光客の、入れ替わりの隙をぬって撮影したため、若干ななめ横からのアングルです(苦笑)

銀杏ゾーンから緊急脱出(爆)してセントラルパークにいくつかある池の一つ、その名も「The Lake」の横をお散歩。
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この池、結構映画のロケとかにも使われてるそうです。
このアングルだととてもマンハッタンのど真ん中には見えませんよね。
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ミッドタウンのビル群を背景にしたアングルが、こちら。
池が細くなってるトコロに橋が架かっていて、そこで皆さん記念撮影。
端っこで風景撮っていたら、いろんなお国の言葉で撮影頼まれました(笑)
そろそろセントラルパークをEast側に移動して、メトロポリタン美術館を目指しましょう!

細い遊歩道を歩いていると、賑やかな音楽が。
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ベルベデラ・キャッスルという、テーマパークにありそうなお城のテラスでハロウィンのショーをやってました。
ここは素人さんがエントリー参加できるイベントだったようです。
楽しそうだったんですが、もうお昼も回って、結構お腹も空いてきたので、メトロポリタンへの道を急ぎます。

しかし・・・どこで道をまちがったんでしょうねぇ(苦笑)
紅葉が綺麗だったので、木の多いトコを選んで歩いていたら、完璧に迷子になりました(自爆)
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行けども行けども森から出られません。マジ、遭難するかと思った(泣笑)
人の影を見かけたので、ダッシュでそちらに向かったら、その人影がどんどん逃げていく。
ええええええって必死で追いかけたら、男性2人組。。。なんか、触れてはいけない空気が・・・(爆死)
そんな事が3回もあって、余計に迷ったりしたんですよね~(遠い目)

ようやくメトロポリタンの屋根が見えたときはマジ、涙が出るかと思いました。
ようやく食事が出来る・・・(爆死)
曇ってきていたので、とっても時間が経ったような気がしたんですが、実際に迷っていたのは30分くらいだったようです。
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午後のメトロポリタンは、本当に観光客だらけ。
ローマ彫刻のエリアでは美術学校の生徒さんがデッサンの校外授業中で、今日は学校行事に縁があったらしい(苦笑)
観光客でごった返すロビーはさっさと抜け、目指すは地下フロアのカフェテリアっ!!!
・・・お腹空いてましたから(自爆)
ここのサラダバーには前回もお世話になり、かっても解っているので、とにかくまずはサラダバーっ!!!(笑)
オーダーするとちゃちゃっとソースを絡め直してくれるパスタや、フライパンで焦げ目を付けてくれるハンバーグなんかにも心惹かれましたが、どうしても野菜の摂取量が減ってしまうので、こういうところで補充します。
冷製パスタはサラダバーに有るので、パンは取らずにパスタも山盛り(爆)
直径18cmくらいのお皿に山盛りサラダ+レギュラーカップ(日本ならMサイズ?)になみなみコーヒーで$20くらい。
ちょっと割高感もありますが、場所代って思えば全然OK!

テーブル席は結構埋まっていたので、カウンター席で黙々とお食事。
その後、ガイドブックと、メインロビーのインフォメーションでもらってきた日本語の館内案内を照らし合わせ、見逃せないエリアをチェック。
今日はソコだけ、ピンポイントで狙います(笑)
前回駆け足だった近代絵画コーナーは、かなり展示品が変わってしまっていたので、ジョージア・オキーフの作品のみじっくり見学。
で、2階の中世ヨーロッパ絵画エリアへ移動しようとしていた時に発見したのが、これ↓!!!
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シカン文明の黄金仮面ですよ、これ。
来年まで日本でも各地の博物館で特別展が組まれてますが、その一部がメトロポリタンでも展示されてるのは知りませんでした。
日本に来てるのとは別の物だったようなので、じーーーっくりしーーーっかり鑑賞してきました。
イイモノ、見た!(笑)

中世ヨーロッパ絵画では、昨年のパリ以来すっかり虜になっているドラクロワ、前回ちゃんと見て無かったラ・トゥールなどをじっくり時間を掛けて鑑賞してきました。
ドラクロワのトコロではあんまりじっくり見て居たせいか、巡回中の学芸員さんに「ドラクロワ好きなの?」と声をかけられてしまいました(苦笑)
・・・あんまり人が居なかったからかなぁ。隣の部屋はモネとかルノワールだったから日本人観光客も結構居たのに、そっちは素通りしたから(自爆)

4時を過ぎたので、グッズショップを一通り物色してから外へ。
セントラルパーク沿いの5th Ave.を歩いて、地下鉄の「5 Ave.」駅から来たラインに乗ってタイムズスクエアへ。
ここはN・R・Qラインが走ってます。Nが急行で、RとWが各停。
「Times Sq-42st」駅はどれも停まるので急行でも大丈夫。
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これは偽エ●モ(笑)
タイムズスクエアからは2階建てバスの観光ツアーが何社も出ていて、彼はその呼び込み要員。
リュックを背負ってるのですぐに解ります。
土日はミッ●ー&ミ●ーも出てきてました(笑)

今日はミュージカルを観よう、と決めていましたが、特に演目は決めてませんでした。
ただ「ウェストサイド・ストーリー」の劇場にはロトラッシュがあったので、最初はそれに参加しようと思ったんですが、様子を見に行ったチケッツ(Tkts)がすっごい大行列だったので、もしロトラッシュで破れた場合、あの列に並ぶんだよな~、と思ったらちょっと不安に。それに、かなり寒くなってきていてロトラッシュの抽選開始までの30分くらいを外で待って、その後にまた並ぶのは激しく嫌だな、と(苦笑)
そんなワケで、ロトは諦めてチケッツの列に並びました。

並んでる間に何度か掲示板の前を通るので(それくらい列が長かった・苦笑)、その度に演目チェック。
舞台が終わるのが夜の10時半過ぎで、今回は地下鉄で帰らないといけません。
帰りの事も考えて、Fラインの通ってる駅に比較的近い劇場、で解りやすくて面白い演目は・・・「ウェストサイド・ストーリー」か「アダムス・ファミリー」かなぁ。
オフ・ブロードウェイでも「アベニューQ」や「ストンプ」はチケッツでも取り扱いがあり、こちらの劇場はホテルまで歩いて帰れない事もないエリア。
でも劇場の場所を確認してなかったので、今回は考慮外。
アダムス・ファミリーにもかなり心惹かれましたが、結局「ウェストサイド・ストーリー」をチョイス。
よく知ってるし、映画も見て、曲もダンスシーンも大好きだったんですが、結末が今ひとつ思い出せなかったんですよね~(自爆)

途中から列の流れが速くなったんですが、それまで閉まっていた窓口も開けたからだった模様。
以前は現金のみの取り扱いだったチケッツ。タイムズスクエアのど真ん中に新装開店したら、各種クレジットカードが使えるようになってました。
これで益々利用しやすくなりましたね。
無事にチケットも買えて、さて、どーしよーかな。
とにかく寒かったので目の前にあったM&M'sのショップに避難して暖を取りつつ(爆)会社の後輩達へのお土産購入。
・・・もっとちゃんとしたお土産買ってあげなさいって(自爆)

開演は夜の8時からなので、まだ時間があります。
かなりカジュアルな格好(ジーンズにパーカー)だったので、一度ホテルへ戻ることにしました。
タイムズスクエアからならFラインで10分くらい。
ニットのワンピースに、でも寒いから黒のジーンズ。ジーンズでもあまりカジュアルっぽくないデザインなので、まぁいいか(笑)
髪の毛もぼさぼさだったので、練習もかねて夜会巻き風のアップにして、防寒用のストールも忘れずに羽織って再度タイムズスクエアへ。
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このエリア、縦方向が歩行者天国になったので、かなり移動が楽になりました(笑)
歩道が狭いので、開場時間や終演時間になると人が歩道から溢れて、結構危ない感じだったので。
横ラインは車走ってるんですけど、結構平気で信号無視して渡ってる人、多かったな。
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新装開店したチケッツの上は階段状になっていて、待ち合わせのメッカになっているようです。綺麗に並んでるのは、何故?(笑)
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「ウェストサイド・ストーリー」が上演されているPalace Theatre はビジターズセンター(観光案内所)の隣で、チケッツの真向かい。解りやすいです(笑)
隣に「シカゴ」の看板がありますが、場所は全然違います。

到着したら、ちょうど開場時間でした。
席は2階席の前から3列目。ちょっとだけ下手寄りでしたが、見切れも無く、非常に観やすい席でした。
金曜の夜でしたが2階席は比較的空いていて、左右が1席づつ空いていたので狭い席でも楽に観ることが出来ました。
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ちょっとだけ劇場内を撮影(苦笑)
男性陣のダンスが見事でしたねぇ。
聞き慣れたヒットナンバーばかりですので、気持ちよく楽しめました。
男性陣の方が、声質に透明感があって、高音が良く伸びてた気がする。
女性陣のが声にパワーがあった。太いっていうか・・・特にマリア(爆)
で、忘れていた結末。
え?あれ??これで終わりだったっけ???と思ってしまったんですが(苦笑)
そうだよね、トニーが自暴自棄になって殺されて、そんで終わりなんですよね。
なんだかもう一幕、マリアの方の結末があった気がしたのは、それは「ロミオとジュリエット」でしたね。
・・・ああ、ごっちゃになってる(苦笑)
ストーリーはともかく、歌とダンスはとっても楽しめました。
男性キャスト、みんな甘いマスクのハンサムさんばっかりだったけど、ちょっと華奢な感じで好みでは無かったな(自爆)

帰りの地下鉄は結構不安だったんですが、普通に利用客も多く、全然問題無しでした。
ホテルへ帰る前に近くのデリへ寄ってサンドウィッチとコーヒーを購入。
サンドウィッチを食べつつ、翌日の「紅葉ツアー」の準備をしてからシャワーを浴びて寝ましたv


『ビッグ・アップル・トリッパー2-ジャック・オ・ランタンと踊った夜-Vol.5』へ続く。。。
by Mc-Wolf | 2010-11-26 19:12 | Marton+NY

日々のつぶやきと、NZ出身半分マジャール人俳優「Marton Csokas=マートン・チョーカシュ」を探す旅を徒然なるまま狼日記。


by 雪狼